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パタゴニア/老いぼれグリンゴ (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 2-8)価格: 2,940円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2 「老いぼれグリンゴ」「パタゴニア」、どちらも読みたくて仕方がなかった。「パタゴニア」に喜んだのは、ブッチ・キャサディ、サンダンスキッドおよびワイルドバンチのエピソードが出てくること。映画ファンになら嬉しいと思う。
「老いぼれグリンゴ」は静かな小説だ。泥臭い風土で人間くさい土地…「ガルシアの首」を思い出した。
どちらも安心して読める小説だ。それはヒネリがない、という意味ではない。奇を衒わず、物語が小川の流れのごとく進んで行くのだ。
どちらもアウトローへのシンパシーに満ちている。はぐれ者の最期の地を求める、あるいは異邦を夢見て旅をする…やっぱり孤独な方のための |
呪術師と私―ドン・ファンの教え価格: 2,310円 レビュー評価:4.5 レビュー数:7 フィクションかノンフィクションかと言う問題はどうでもいいです。とにかく、呪術、メスカリト、トリップと来ればどんな内容なのか気にならないわけがないです。で、読んでみましたが、ぶっ飛びました。ストーリーの進め方や、著者が体験した様々な不思議な事が、淡々と客観的に、そして控えめに語られている点が特に素晴らしいです。
それにしても、ドンファンのカルロスに対する愛情が細やかで、「良い師匠だなぁ」と思わずにいられません。 |
Wave価格: 1,153円 レビュー評価:5.0 レビュー数:25 「イパネマの娘」「コルコヴァード」「ワン・ノート・サンバ」など、アントニオ・カルロス・ジョビンは実に多くのボサノヴァの名曲を書いている。まさにジョビンこそミスター・ボサノヴァといっていい人物だ。ジョビンのリーダー作は多いが、なかでも1967年に録音した本作はイージーリスニング調のソフトな感触のインストゥルメンタル作品ということで人気がある。 ボサノヴァというと一般には素朴な歌声をイメージするかもしれないけれど、ここではヴォーカル曲は1曲(<8>)だけで、あとはクラウス・オガーマン編曲指揮のストリングス入りオーケストラとの共演による心地良いインストゥルメンタル。クリード・テイラー |
ゲッツ/ジルベルト価格: 1,995円 レビュー評価: 4.5 レビュー数:22 1960年代、57年の映画『黒いオルフェ』の音楽を書いたブラジルの作曲家アントニオ・カルロス・ジョビンらの活動から発生した、「ボサノヴァ」という新しい音楽が隆盛し始めていた。白人サックス奏者、スタン・ゲッツはボサノヴァに興味を示し、ギターのチャーリー・バードと『ジャズ・サンバ』を録音するが、これがヒット。続いてゲッツはジョビン、ジョアン・ジルベルトとともに本盤を録音する。 オープニングを飾るのは、最も有名なボサノヴァ曲「イパネマの娘」。原詞ポルトガル語で歌うのはジョアン、続いて英詞を歌うのはジョアンの妻、アストラット・ジルベルトだ。アストラットはこれが歌手デビューではあったが |
ブラームス:交響曲第4番価格: 1,800円 レビュー評価:5.0 レビュー数:7 クライバーの名演ということなので早速購入してみました。
これはブラ4やクライバーファンにはたまらないと思います!!
クライバーの解釈とウィーン・フィルの響きがとてもマッチした演奏です!!
これは確実にハマります(笑) |
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The Official Story [VHS] [Import]価格: 2,822円 レビュー評価: 4.0 レビュー数:2 ブエノス・アイレスの高校の歴史教師アリシアは弁護士の夫と5歳になる娘ガビーと暮らしている。時は1983年、アルゼンチンで軍事政権が終わりを告げ、軍政下で行方不明となった家族の消息を明らかにするよう政府に求める市民デモが盛んに行なわれている。アリシアはかつて反政府運動家の子供たちが密かに養子に出されていたという事実を知り、動揺する。実はガビーは養女なのだ。果たして娘は政治に翻弄された人々の子供なのか…。 1983年に製作が始まると同時に右翼の脅迫を受け、一旦は撮影中止が発表された作品です。しかし1985年の公開まで密かに撮影が続行されました。アリス一家が暮らす家はセットではなくルイス・ |
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ニューイヤー・コンサート1989 [DVD]価格: 3,990円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 あれこれ理屈は別として、非常に楽しめるDVDです。
指揮者がクライバーだから、当たり前ですけど・・・
オケはキラキラして、優雅で、さすがウイーンフィルは素敵ですね。
安心して楽しめる一枚です。
オススメ!!! |